女子高生アイドルが学校で男子の話を盗み聞きして、
そんな話。
まず、ネタの幅が広い。文学からSNS炎上、デュエルが始まったりもする。
そして、私が好きそうな言い回しが多い
‘俺のラケットは因果律を操作し必ず命中する…!’あ、これ中二病だわ。
「高橋さんが聞いている。」のどこが優れた漫画であるかというと、
男子高校生2人が「行間を読むことに長けている」部分に尽きる。
ネタ元にされている作品が語りえない部分を彼らなりに補完してディベートしている。
また、抽象的なもの言いから具体化する際に予想し得ないところ、
俗に言う斜め上な方向に行くのが面白い。
まあ、その行き着く先が毎回面白い、とまではいえないけど。
ちなみに高橋さん、表紙にあるように「学校内では基本的にヘッドホン着用」です。
すーぱーそに子?
話が進む毎に、高橋さんの作画が(いい意味で)崩壊します。
失礼、表情が豊かになる、と言った方がいいか。
しかし、盗み聞きを活力にしてのし上がっていくアイドルってのも新しいなあ。
気になった人は読んでみてください。
おすすめですよ~。
まずは公式サイトで立ち読み→高橋さんが聞いている。
著者の北欧ゆうさんのサイト→11歳
[3/17追記]
北欧ゆう先生からリプライ
ちるふのUFOキャッチャー劇場: 「盗み聞きショートギャグ!」高橋さんが聞いている。 http://t.co/YVSclHvRYj ブログでのご紹介ありがとうございます! ツイートを返信に代えさせて頂きます。 @coin_eater
— 北欧ゆう 2巻発売中 (@hk_ou_yu) 2014, 3月 16
卓越した言葉遊びをとくとご覧ください