Archive

2014/04/14

サイレントで生(性)の息吹きを感じさせる「女子かう生」




文章は小説の領分である。


漫画とは、文章と描画をミックスさせた表現の集合体だ。
その漫画から表現の半分を取り上げたらどうだろうか?
こんなにもキャラクターが活きた漫画になりました!

「日常系」と言われる漫画が氾濫している現在の日本にあって、
その日常をどのように切り取るかで、
「こんなことも出来るんだぜ!」ということを体言しております。

物語は何の説明もなく始まり、何の説明もなく終わる。
これだけ聞くと「そんな投げっぱなしジャーマン…」と思うだろう。
そうではない。
これは言わば、左脳で読み解く漫画ではなく、右脳で感じる漫画だ。
語間(行間)を読むという言葉があるように、
最後は読者の補完力によって調理される。
そんな、著者と読者の共同作業があって、初めて完成されるのかもしれない。

一切セリフがないことで、キャラクターの個性は生まれるのだろうか?


そんな心配は無用だ!
読んでみればわかります。

続きが楽しみな漫画が増えました!



[4/14追記]
若井ケン先生よりリプライ


さらにRTも!


さらにさらにWEBコミックアクションからも!